「三次元将棋」を公開しました
三次元将棋を公開しました!
Screenshot 2026-10-09 at 10
9×9×9の729マスの立方体盤
で指す将棋です。通常の筋・段に加えて上下方向の「層」の軸があります。
駒の数も大幅に増え、片側186枚、両者合わせて372枚でスタートします。最下段は玉を中心に金・銀・桂・香が同心四角形に並び、二段目は飛角が外側から二列目に並び、三段目は81枚の歩が壁を作る陣形です。
駒の動きは次のとおりです。こちらは、三次元将棋の駒の動きページで3D画面を回しながら見たほうがわかりやすいかもしれません。
  • 歩と香は同じ層の中を前進します。 Screenshot 2026-10-09 at 10 Screenshot 2026-10-09 at 10
  • 桂馬は、前に2マス進みながら、横と上下にそれぞれ1マスずれた4カ所へ跳べます。 Screenshot 2026-10-09 at 10
  • 銀は、上下含めた前方か、上下の斜め後方に動けます。なお、この駒を相手の桂馬の前に置けば桂馬の動きを封じられるのは、二次元将棋と同じです。 Screenshot 2026-10-09 at 10
  • 金は、上下含めた前方と横、斜め横と、真後ろに1つ動けます。Screenshot 2026-10-09 at 10
  • 角は、最も難しい動きをする駒かもしれません。三次元の軸のうち二軸を同じ距離だけ動き、残りの軸はそれ以下の距離だけ動けます。たとえば「横に2、前に2、上に1」といった移動も可能です。Screenshot 2026-10-09 at 10 なお、Sen Miuateさんによる高次元将棋における飛車角の一般化においてはヘルダー飛車(2,3)と定義されています。各層における断面図もご覧ください。image
  • 飛車は、筋・段・層のいずれかが同じ地点へ動けます。縦横の直線だけでなく、同じ平面内を広く動ける駒です。Screenshot 2026-10-09 at 10この駒は上記記事においてヘルダー飛車(1,2)と定義されています。image
  • 玉は、縦横上下と斜めの周囲26マスへ動けます。 Screenshot 2026-10-09 at 10
さらに飛車と角は直線的でなく平面的に動くため、他の駒があった時の利きの遮り方も違います。
  • 飛車の遮り方は、駒が飛車が移動可能な平面内にいる場合、そのマスより外側に向かって長方形状に遮られます。遮っている駒自体はもちろん取ることができるので、そのマスには移動可能です。Screenshot 2026-10-09 at 11 なお、飛車の動ける2平面の交わるところに駒がいる場合は、それらの平面すべてを遮ることができるため、効率的に利きを止められます。 Screenshot 2026-10-09 at 11
  • 角も同様に平面の外側が長方形状に遮られます。角の利きがなす平面および遮る長方形がx,y,z軸に沿っておらず斜め方向であることに注意してください。
Screenshot 2026-10-09 at 11同様に、角平面の交わるところに駒がいると遮りの範囲が大きくなります。Screenshot 2026-10-09 at 11
駒の動きについては以上です。
取った駒は持ち駒として打てて、成れる範囲は各層の敵陣3段です。二歩は「同じ層の同じ筋」で判定するため、層が違えば同じ筋にも歩を打てます。
多角的な把握が必要になりそうなルールです。ぜひルールページで試しに動かしてみたり、オンライン対局、またAI対局もしてみてください。なお、オールラウンダーAIは、選択肢が多いことから既存設定では深さ1しか読めないようなので、設定から秒数を伸ばして試してみてください。
3D盤の操作方法
三次元将棋の盤は、ドラッグで回転し、スクロールで拡大縮小できます。駒をクリック/タップすると移動先が表示され、その立方体を選んで指せます。
駒が重なって見づらいときは、視点を回したり「単層表示」を使ったりすると確認しやすくなります。単層表示では、選んだ層以外を薄く表示し、その層のみに注目したり選択したりできます。
Screenshot 2026-10-09 at 11
またキーボード操作は↑↓で前後の段移動、←→で左右の筋移動、[]で上下の層移動ができます。
チェスの駒を将棋風の表示に変更
将棋ったーにはただのチェスがありましたが、せっかく
将棋
ったーであるため、駒を将棋風にしました。幸い、似たような動きの駒は古将棋や変則将棋などに存在します。ポーンは「歩兵」、ルークは「飛車」、ビショップは「角行」、ナイトは「桂馬」、クイーンは「奔王」、キングは「王将」と表示されます。
将棋風の駒で表示したチェス
俄然チェスを指してみたくなった方もいるのではないでしょうか。
その他の改善
  • トップページの最新ルールに「New!」の目印を追加しました。
  • ノートの棋譜で分岐を切り替えたときに、駒音が鳴ってしまう不具合を修正しました。手を進めたり戻したりするときは、再生用の音量で鳴ります。
  • 棋譜の分岐を選ぶプルダウンを開いたときに、その行の局面へ移動してしまう不具合を修正しました。
  • 盤面で、駒を選んでから移動先を右クリックして成る操作が、駒のないマスでも正しく動くようになりました。
  • ルール一覧で長いルール名の表示位置を調整し、お気に入りボタンがほかの表示に重なる問題を修正しました。
今後とも将棋ったーをよろしくお願いします https://shogitter.com