「三次元5五将棋」を公開しました!
三次元5五将棋の初期配置
「三次元5五将棋」を公開しました! 通称「
5五V(ごごご)将棋
」です。
5×5×5の立方体の盤で、本将棋と同じ駒配分の計40枚の駒を使って戦います。
先日バズった9×9×9の三次元将棋は駒数が多く実際に対局するには非常に時間がかかるため、よりコンパクトで楽しめるルールとして開発されました。
駒の動きは三次元将棋と同様で、ダイナミックな三次元飛車角の動きが手軽に体験できるようになっています。層を越えて迫る駒や、思わぬ方向からの打ち込みに気をつけながら、立体ならではの戦いを楽しんでください!
このルールはらっしーねさん(@rasshiine_sho)により考案されました。まともに指せる三次元将棋にはこのサイズが良いとの考えから、複数の初期配置を試行錯誤してこの形に至ったそうです。ちゃんとした形に仕上げていただきありがとうございます!
公式Discordでは新ルールの提案や古今東西の将棋の話などが頻繁に行われています。是非どうぞ。
三次元盤面の操作性のさらなる向上
  • 層ごとの盤を平面で並べる2D表示
    を追加しました。駒を持ちながら切り替えることもできるため、特に行き先が多くなりがちな駒打ちなどの時に役立ちます。上部のトグルを押すか、Dキーで切り替えられます。Screenshot 2026-10-20 at 14
  • スマートフォンで三次元盤上で成れる動きをした際、タップした場所によってはその瞬間に成不成の選択肢も一瞬で押してしまい確定してしまうことがあるバグを修正しました。
三次元の棋譜表記
同じ種類の駒が同じマスへ動けるとき、2次元将棋では左右方向の区別に「右」「左」「直」、前後方向の区別に「上」「引」「寄」が使用されています。しかし、三次元盤では同様の表記だけでは上下方向(層)の移動を区別できません。
そこで、以下の新たな表記を導入しました。
  • 昇
    (のぼる):下層から上昇する移動の場合
  • 降
    (おりる):上層から下降する移動の場合
  • 這
    (はう):同じ層上での移動の場合
二次元将棋の表記法で、既に「上(あがる)」が前後方向の動きに取られてしまっているので、昇降の字を採用しました。這うは、駒がその層上を這っているようなイメージと、動作の訓読みを当てるように統一するようにして決めました。
例えば、らっしーねさんによる解説動画の冒頭で出てきた、玉頭への斜めの金上がりは、「5二V金左昇」となります。なお、すべての金が同じ段にあり、前後方向に区別する必要はないので動画のように"上"が付くわけではありません。
左昇
三軸方向ともカバーできているので、一見これで完全に区別できるように思いますが、飛車と角の動きが平面的なため、実はまだ別々のマスから完全に同一の表記法になるよう移動できる場合があります。例えば次の例です。
飛車左引
同じ層に飛車が斜めに配置されているのですが、どちらも左方向から、引く動きなので「左引」となります(他の層の左から、引く動きができる場合は「這」も両方に付きます)。このような感じで飛車なら斜めにずらっと並べればどの飛車も来れるので、より一般的な拡張が必要になりそうです。
今のところは、この表記法で区別できない場合は従来通り、移動元の座標も「6四II飛(7二II飛)」などと添えることにしました。
その他の改善
  • 通常の二次元盤面でも、←→↑↓キーとEnter/Spaceで駒や移動先を選べるようにしました。
  • 三次元の角・馬について、移動先の属さない面にある駒で利きが遮られてしまうバグを修正しました。
  • 三次元将棋などの駒の動きページにおいて、三次元の飛車・角が他の駒に遮られる様子を示す図を追加し、多少わかりやすくしました。(グリグリ回して見てください) Screenshot 2026-10-20 at 15 Screenshot 2026-10-20 at 15
  • 棋譜一覧や対局室一覧など横スクロールできる一覧において、スクロールできるというインディケータを表示するようにしました。
  • 棋譜一覧や対局室一覧などをクリックして戻ってきた際に今クリックしたリンクが強調表示されるようになりました。
  • 大会中に自分が対局者として設定された場合はアナウンス機能により知ることができ、1クリックでその対局室に飛べるようにしました。
今後とも将棋ったーをよろしくお願いします https://shogitter.com